【法律違反?】面接で同棲・結婚・妊娠予定について質問された時の上手な受け答え方
この記事では、採用面接時に同棲や結婚について聞かれた時の受け答え方を紹介していきます。
正直こういう質問をされると気持ちよくはないですよね。どう答えればいいかわからない…そんなお悩みはありませんか。
私は4回の転職経験があるのですが、採用面接で何度もこの手の質問をされてきました。
厄介な質問の受け答えを知っておくことで、焦らず冷静に受け答えができますよ。
目次
面接で同棲・結婚・妊娠予定について聞かれた時、本当のことを言うべきなのか?
結論から言うと、同棲している事実や結婚予定などプライベートに関わることは言わなくて良いです。
なぜなら女性だけにするそのような質問は、男女雇用機会均等法違反に繋がるからです。
(性別を理由とする差別の禁止)
第五条 事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。
この法律に違反すると、20万円以下の過料に処されます。
とはいえ面接で「それは法律違反です!キリッ」なんて言いづらいですよね。
なのでこのような質問をされた時にうまく受け答えをする方法をお教えします。
そもそもなぜそんな質問をしてくるのか?
できればこんな質問に答えたくはありませんよね。
でも、企業も興味本位であなたのプライベートを知るためにこのような質問をしているわけではありません。
人を採用するには多くのコストが掛かります。採用した方には長く勤めてもらいたい、それが企業の本音です。
本来、結婚や妊娠など個人の自由に関わる質問はしてはいけません。
しかし企業も慈善事業ではなく利益を生み出すためにあるので、その戦力として「長期的に働いてもらえるか」ということに不安を感じているのです。
結婚や妊娠など直接的な質問はしてはいけませんが、企業の意図も理解した上で真摯に面接に挑みましょう。
同棲・結婚・妊娠予定に関する質問の返事の仕方
法律上、同棲・結婚・妊娠予定に関する質問は違反になるとしても、実際の採用現場でそのような質問に出会う可能性もかなりあります。
私は地元が北海道で、彼氏と同棲するために大阪へ移住して来ました。
経歴などから地元が北海道ということは100%バレるので、いつも
「Youは何しに大阪へ?」と聞かれます(※出身に関する質問も法律的にはNGなんですけどね…)。
何回も聞かれすぎて事前に受け答えを準備している私の受け答えの例を紹介します。
大前提として、その企業で長く勤めたいと思っている場合の話です。
では同じ境遇の方、ぜひ応用してみてください。
同棲するために彼氏の元へ引っ越して来た女の面接の受け答え方
では実際に見ていきましょう。
Q:地元が北海道ですがなぜ大阪に来たんですか?
A:旅行が趣味で偶然立ち寄った大阪で、すごく暖かい歓迎を受けて一生暮らすならここがいいと思い移住しました!
Q:一人暮らしですか?
A:はい。
Q:ご家族が北海道にいらっしゃいますが、将来は地元に帰る予定はありますが?
A:将来的には親もこちらへ来て暮らしたいと言っています。なので地元に帰って暮らすことはありません。
Q:大阪に永住するつもりですか?
A:その予定です。そのため長く御社で働きたいと思っています。
私は上記のように答えています。
これを見ると「嘘つくのはちょっと抵抗が…」と思う方もいると思います。
しかしプライベートに関することで言いたくないことは言わなくて良いのです。
今日出会った人と明日結婚する可能性なんてこの世界の全員が持っているわけです。
もちろん長く勤めるつもりで就活されていると思うので、
長期的にキャリアを積んでいきたいですという前向きな姿勢で受け答えしましょう。
まとめ
採用面接で聞かれる、同棲・結婚・妊娠に関する質問の受け答えについて紹介しました。
企業はあなたに長く働いてもらいたいと思っていることを理解した上で、自分が答えられる範囲で素直な受け答えをしましょう。
でも、どうしてもこのような質問をされて不快だった場合は、入社を再検討することもお勧めします。
どちらにせよ企業とあなたのお互いが納得できる面接になるといいですね。