【派遣初心者】派遣先との顔合わせとは?企業からされる4つの質問

2020/10/18 17:42

この記事では、派遣登録をして初めて派遣先と顔合わせをする方へ、企業からされる想定質問4選をご紹介します。

顔合わせでどんな質問をされるか、その受け答えはどうしたらいいかなど不安ですよね。

私自身、2020年秋に派遣会社を利用し企業と顔合わせをした経験がありますので、その時のお話しを元に顔合わせでされる質問についてお伝えしていきます。

事前におおまかな質問内容を知っておけば、落ち着いた気持ちで顔合わせに向かうことができますので、顔合わせに不安を感じている方はこちらの記事をぜひ読んで参考にしてみてくださいね。

面接ではない?派遣先との顔合わせとは

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派遣先企業を訪問し職場を知ること

労働者派遣法では、派遣先企業が派遣社員の面接をすることは固く禁止されています。しかし派遣会社を通して企業に勤める場合、就業前にお互いのミスマッチを防ぐ目的で、企業と実際に働く派遣社員の顔合わせを行うことがあります。私はテンプスタッフという派遣会社に登録し、実際に派遣先企業へ顔合わせに行きました。

派遣と聞くと、面接や書類選考などなく働けるイメージでしたが、私が行った企業の顔合わせはほぼ面接のような形で行われました。心の準備をしておらず顔合わせの時になって「お、これは準備していないまずいぞ」となかったので、これから派遣先企業と顔合わせを控えている方は、面接のような雰囲気の面談なのだと想定しておくと良いと思います。

派遣会社の仲介役の方が付き添ってくれる

普段の面接と違うのは、派遣会社の仲介役の方が一緒に顔合わせに同行してくれるという点です。一人で顔合わせに向かうのは不安になりますが、仲介役の方がいればうまくサポートしてくれるのでその部分は安心です

しかしあくまで顔合わせの主人公は自分だということを忘れないでください。いくら仲介役の方がサポートしてくれるとは言え、実際に働くのは自分です。相手先企業に良い印象を持ってもらえるように、受け答えのシュミレーションをして当日を迎えましょう。

 

派遣先企業との顔合わせでされる質問4選

メモを書く人

さあここからは私が実際に派遣先企業の顔合わせの時された質問をご紹介していきます。4つあるので順番に解説していきます。

1、自己紹介

ビジネスマナーとして自己紹介は必須です。本来派遣社員の個人情報は、派遣先企業へは開示する必要がないと法律で定められていますが、企業の担当者も仕事の合間を縫って顔合わせに大切な時間を割いてくださっています。お互いが気持ちよく顔合わせができるように、下記のことをお伝えすると良いでしょう。

  • 名前
  • 挨拶
  • 職歴

私は下記のように自己紹介をしました。

はじめまして。○○ ○○(フルネーム)と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は今までWordやExcelを使用した事務を中心に経験を重ねて来ました。特に物流系の企業では、小口現金の管理や売掛け金買い掛け金などの管理を行ってきました。いままでの職業経験から、コツコツと業務を進めたり、一緒に働く仲間をサポートする事務の仕事が自分には適性があると思い応募させていただきました。

ポイントは

  • だらだらと長く話さない
  • 転職歴が多ければ、今回応募する企業に求められそうなスキルの部分を多く伝える

ことです。自分をアピールするために詳細を説明したほうがいいのかな?と思うかもしれませんが、詳細を話したところで、全てが相手の記憶には残りません。なので、自分がその企業で力になれると自信のある部分を中心に自己紹介をしましょう。

 

2、今まで似たような仕事の経験があるか

私は経験のある事務職の応募でしたが、企業さんから仕事内容(具体的には、専用ソフトを使用したデータ入力)を聞いた後に「今説明したような仕事と似た仕事の経験があるか」と質問されました。

私にはその経験があったので、

1社目で勤めた企業で、専用のソフトを使用してデータ入力をした経験がございます。

とお伝えしました。経験があればもちろん上記のようにお伝えしすればアピールになります。もし経験がなければ正直にその経験はないとお伝えしましょう。

経験がないのにあると伝えてしまうと、実際に現場に出て働くときに苦しむのは自分です。経験やスキルについて聞かれたことは素直に真実を答えましょう。

3、残業の可否

派遣先を紹介してもらう時点で、残業の有無について派遣会社からどの程度の産業があるのか聞いているかと思います。しかし実際の顔合わせの時に「残業は月に○時間くらいあるができるか」と質問されることもあります。そういった場合は、残業ができるかできないかを素直に答えましょう。

残業できるかどうかを聞かれたら、特別な理由がない限り、可能ですとお伝えするのがベターです。

もしどうしても残業ができない理由があれば、諸事情で残業ができないとお伝えしましょう。理由を言ったほうが相手を納得させられるかと思いますが、言いたくない場合もあるかと思うので無理に言う必要はないと思います。もしそれでご縁がなくても、お互いの条件があっていなかっただけなので、あまり落ち込まずに他の派遣先を探しましょう。

4、派遣先企業への逆質問

これは自分が準備してなかったのが悪いのですが、仲介役の方からまさかの「企業さんへの逆質問」というキラーパスが来まして、私自身すごくあたふたしましたので、何か事前に1個だけでもいいから企業への逆質問を考えておくことを強くお勧めします。

普通の正社員の面接の時はやはり志望動機から逆質問まで練りに練ると思うのですが、派遣でこれを聞かれるのは盲点でした。

逆質問がないかを聞かれて「ないです」とお伝えするのは、いくら派遣でも印象が悪いので、内心は別に聞きたいことがなくても何か質問しましょう。何も思い浮かばない時のために下記に書かれている逆質問を参考にして使ってみてください。

  • 就業までに、勉強準備しておいたほうが良いこと
  • どのような方と一緒に働くのか

 

まとめ

内定通知に喜ぶ人

今回は派遣の顔合わせの雰囲気と、企業からされる想定質問4選をご紹介しました。私自身もっと準備しておけばよかった!と後から後悔したので、これから派遣先と顔合わせを控えている方は、この記事を参考に当日の応対について準備しておきましょう。

派遣の顔合わせは正社員や契約社員などの面接よりもされる質問の数は少ないですが、社会人としてしっかりとした受け答えは必要です。

当日焦らないように、未来の自分のために心の準備をしておきましょう。

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Posted by tanayan